「港屋旅館」の玄関前に立ちました。歴史を感じさせる趣のある建物です。右の写真のように、「港屋旅館」の建物の右側には小さな階段があり、どこかに上がれるようです。
伊豆大島の「踊り子の里・旧港屋旅館・旧甚の丸邸」は、波浮港に位置しています。この旅館は、明治時代に建てられた木造の3階建てで、現在は資料館として保存・公開されています。
こちらの旅館は、かつては旅芸人一座が宴席を催し、華やかな往時の様子を再現するために人形を使っています。また、小説「伊豆の踊り子」に登場する踊り子「薫」は、実際に波浮港に暮らしていた踊り子「タミ」をモデルにしたとされています。
このノスタルジックな旅館は、風の強い大島では珍しい千鳥破風入母屋造りで、歴史的な建物として訪れる価値があります。無料で見学できるので、ぜひ訪れてみてください 🌟
「伊豆の踊子資料館」は仕掛けで動く人形や静かな家屋の中で響く音声が、この風情ある港町を彩っています。
伊豆大島波浮港踊子の里は、午前9時から午後4時まで営業しており、休業日はありません。所在地は東京都大島町波浮港です。訪れる際は、元町港から車で約30分の距離にあります。午前9時から午後4時まで営業しており、休業日はありません。所在地は東京都大島町波浮港です。訪れる際は、元町港から車で約30分の距離にあります。美空ひばりさんや山口百恵さん、津川雅彦さん、高橋英樹さん、吉永小百合さんなどが訪れたました。
実際の踊子のモデルとされる松沢たみ(加藤文太夫一行、加藤文太夫の養女)の生涯や伊豆の踊子に関連する資料館も存在しています。
美空ひばり(みそらひばり、1937年5月29日 - 1989年6月24日)は、日本の歌手、女優、実業家です。彼女は神奈川県横浜市磯子区で生まれ、その天賦の歌唱力で天才少女歌手として知られ、歌謡曲、映画、舞台などで目覚ましい活躍をしました。昭和の歌謡界を代表する歌手であり、没後の1989年に国民栄誉賞を受賞しました。
美空ひばりは、多くの名曲を残しました。彼女の代表的な楽曲の一部を紹介します。
1. 「真赤な太陽」: 映画『悲しき口笛』の主題歌で、国民的なヒットとなりました。
2. 「みだれ髪」: 浪花節人生劇場でのオリジナル楽曲で、美空ひばりの魅力的な歌声が際立っています。
彼女の歌声は今でも多くの人々に愛されており、美空ひばりの記念館も存在します。彼女の音楽と芸術への貢献は、日本の音楽史に深く刻まれています。
美空ひばりにまつわるおもしろいエピソードをいくつかご紹介します。
1. 「真赤な太陽」の誕生: 美空ひばりの代表曲である「真赤な太陽」は、映画『悲しき口笛』の主題歌として知られています。しかし、この曲は当初、美空ひばりが歌う予定ではありませんでした。実は、元々は別の歌手が歌う予定だったのですが、美空ひばりがその歌手の代役として急遽歌うことになりました。その結果、美空ひばりの歌声がこの名曲に刻まれ、国民的なヒットとなったのです。
2. 「みだれ髪」の舞台裏: 美空ひばりは浪花節人生劇場で「みだれ髪」を歌った際、その歌声が観客に感動を与えました。しかし、実は彼女はその時、風邪を引いていたのです。熱を出しながらも、美空ひばりはその名曲を熱唱し、ステージ上で魅了しました。このエピソードは、彼女の芸術への情熱とプロ意識を示すものとして語り継がれています。
3. 国民栄誉賞の受賞: 美空ひばりは没後の1989年に国民栄誉賞を受賞しました。この栄誉は、彼女の音楽活動と日本の音楽史への貢献を称えたものであり、彼女の偉大な功績を讃えています。
左上の写真は、「港屋旅館」玄関に入って見える景色です。正面に2階に上がる階段と写真左側隅に昔の電話ボックスが見えます。中々歴史を感じるノスタルジックな雰囲気ですね。右上の写真には玄関の様子が写っています。左の写真は玄関天井照明です。変わった照明です。
「港屋旅館」玄関に入ったところの左右にあるものです。左の写真には玄関左にあるスリッパ入れの棚があり、ここからはスリッパに履き替えるようです。右の写真には、時代を感じさせる箱型の大きな古時計がありました。また「港屋旅館のあらまし」などの案内資料がありました。
玄関には「波浮港関係史」のパネルがあります。
「港屋旅館」玄関上り口そばにある電話ボックスです。「電話2番」と表記があります。
日本の電話の歴史は、1869年(明治2年)の10月23日に、東京から横浜間の電信線架設工事が始まり、日本初の電話サービスが開始されました。当初の加入者はたったの197世帯で、日本最古の電話帳「電話加入者人名表」には政府関連施設から実業家まで、名を残す人々の名前が並んでいました。
初期の電話は特別なもので、通話料金は月額40円で、東京市内の通話は無料でしたが、東京から横浜への通話は5分で15銭(現代に換算すると2,250円相当)かかりました。電話交換手が手動で通話をつなげていた時代で、この職業は女性が多く登用されていました。
さらに、日本初の公衆電話は1900年(明治33年)に登場し、庶民にも身近な存在となりました。黒電話や赤電話など、懐かしい電話機のデザインも歴史的ですね。
電話の進化は驚くべきものであり、今ではスマートフォンを使っていつでもどこでもコミュニケーションができる時代になりました。
公衆電話について。
日本の公衆電話は、一般の人々が利用できる電話機で、公共の場所に設置されています。以下に、公衆電話に関するいくつかの興味深いポイントを共有します。
1. 初期の公衆電話
- 日本初の公衆電話は、1900年(明治33年)に登場しました。
- これは、庶民にも手軽に利用できる電話サービスでした。
- 黒電話や赤電話など、特徴的なデザインの電話機が使われていました。
2. 通話料金と利用方法
- 公衆電話は、硬貨を使って通話料金を支払うことが一般的でした。
- 通話料金は、通話時間に応じて計算されました。
- 通話をかける際には、電話交換手に通話先を伝え、手動で通話をつないでもらいました。
3. 公衆電話ボックス
- 公衆電話は、専用のボックスやブースに設置されていました。
- ボックス内には電話機と硬貨投入口があり、通話時にプライバシーを保護できるようになっていました。
4. 携帯電話の普及と減少
- 携帯電話の普及に伴い、公衆電話の需要は減少しました。
- 現在では、スマートフォンが普及しており、公衆電話はあまり見かけなくなりました。
公衆電話は、日本の通信の歴史において重要な役割を果たしてきました。その変遷を振り返ると、技術の進歩と社会の変化が感じられますね。
電話番号は、電話網において、固定電話の加入者線や携帯電話などの移動体通信・IP電話の特定のサービスアカウント、電気通信サービスを選択・接続するために用いられる有限の数値配列です。携帯電話の電話番号が11桁になったのは1999年で、番号が「030-CD-XXXXX」だった場合は「090-3CD-XXXXX」になりました。PHSの場合は「070」から始まるようになりました。
日本の電話番号は、国際公衆交換電話網では、「81」の国際電話番号を付加した11桁または12桁の数字として表されます。一般的な電話番号は以下のように構成されています。
①固定電話(加入電話、ISDN、プライマリIP電話など)の地理的番号
- 市外局番(0を除く) - 市内局番(ここまで計5桁) - 加入者番号(4桁)からなります。
- 国内からのダイヤルの場合、国内プレフィックスとして頭に「0」を付加し、原則として10桁です。例0AB-CDE-FGHJ
②携帯電話やIP電話などの場合
- 種類の識別番号(国内プレフィックスの0がついた3桁) - 電話会社ごとに割り当てられた番号4桁(番号ポータビリティに対
応している回線については番号割り当て時(契約時)のもので、契約中の会社とは一致しない) - 加入者番号に相当するもの
4桁からなります。
- これにより、携帯電話の電話番号は11桁で表現されます。例: 0A0-CDEF-GHJI(この場合はBに相当するものは0)
また、電話加入区域内からの通話の場合、市外局番を省略可能**です¹²。国際電話番号は「81」、国際電話識別番号は「010」、国内開放指定番号は「0」です。
日本の電話番号は、さまざまな種類があります。以下にいくつかの主な種類を紹介します。
1. 固定電話番号
- 一般的な市外局番から始まる電話番号で、通常の固定電話サービスに使用されます。
- 構成: 市外局番 - 市内局番 - 加入者番号(例: 0AB-CDE-FGHJ)
2. 携帯電話番号やIP電話番号
- 携帯電話やIP電話などの移動体通信や基礎的電気通信サービスに使用されます。
- 構成: 種類の識別番号(国内プレフィックスの0がついた3桁) - 電話会社ごとに割り当てられた番号4桁 - 加入者番号に相当
するもの4桁(例: 0A0-CDEF-GHJI)
3. 特定用途の識別番号
- 特定の目的に使用される番号で、緊急通報や天気予報などが含まれます。
- 例: 緊急呼(110)、消防(119)、天気予報、時報、災害用伝言ダイヤルなど
これらの番号は、日本の通信の歴史と技術の進歩を反映しています。
「港屋旅館」1階の囲炉裏のある部屋です。部屋中央には囲炉裏があり料理を温めることやお湯を沸かすができそうです。部屋には2体の男女のマネキンのマネキンが置いてあり、少しドキリとしました。部屋の隅の古びたタンスもいい感じですね。
囲炉裏(いろり、居炉裏とも表記)は、伝統的な日本の家屋に恒久的に設けられる炉の一種です。こちらが囲炉裏の基本的な情報です。
①「概要」
・ 囲炉裏は床を四角く切って開け、灰を敷き詰め、薪や炭
火などを熾すために設けられた一角です。
・主に暖房や調理の目的で使用されます。
・数える際には「基」を用います。
・古くは「比多岐(ひたき)」や「地火炉(ぢかろ)」と
も呼ばれました。
②「機能」
1. 暖房: 部屋の中央に置かれ、部屋全体を暖めます。
2. 調理: 自在鉤や五徳を使って鍋を火にかけ、炊飯などの煮炊きを行います。また、魚などの食材を串に刺して焼くこともあり
ます。
3. 照明: 昔は照明としても利用され、炉辺の明かし台で松明を燃やしたり、蝋燭を使ったりしました。
4. 家族のコミュニケーションの場: 囲炉裏の周りに集まり、会話が生まれます。
囲炉裏は日本の伝統家屋の火の座を構成し、地方ごとに特有の形態を持っています。現代でもその魅力を楽しむ人々がいますね🔥🏡
囲炉裏は地域ごとに特有の名前があります。以下にいくつかの囲炉裏の種類と特徴を紹介します。
1. 炉(いろ)
- 正方形または長方形の形状を持つ囲炉裏です。
- 木製や塗りのものがあります。
- 主に暖房や調理に使用されます。
2. 地炉(じろ)
- 土間に設置される囲炉裏で、土間囲炉裏とも呼ばれます。
- 農作業中に土足のまま囲炉裏の周りに腰掛けられる造りです。
- 寒冷地には掘り下げたものもあります。
3. ヒジロ
- 火鉢との使い分けが古くから行われている囲炉裏です。
- 火鉢と同様に移動できる暖房兼湯沸し道具として使用されます。
4. ユル、ユルイ、ユルリ、イナカ、エナカ、ヘンナカ、エンナカ、イリリ、イレ、シタジロ、スブト、ジリュ
- 地方ごとに異なる呼称があります。
- それぞれ特有の形状や用途を持っています。
囲炉裏は日本の伝統家屋の火の座を構成し、その歴史と多様性から現代でもその魅力を楽しむ人々がいます🔥🏡
囲炉裏のさまざまな使い方を紹介します。
1. 調理
- 鍋を自在鉤にかけたり、五徳(金輪)に置いたりして食べ物を煮炊きするのに使います。
- 釜でご飯を炊いたり、鉄瓶や鍋でお湯を沸かしたり、串刺しにした魚を焼いたりして調理を行います。
- とっくりを砂に埋めて温めることもできるそうです。
2. 暖房
- 火を起こしているので、当然暖かいわけです。
- 囲炉裏は床に埋め込まれていて低い位置にあるため、足下から暖めることができる利点もあります。
3. 食物や衣類の乾燥
- 穀類を火棚から吊るして乾燥させたり、魚などを燻して乾燥させ、保存食を作ったりします。
- 火だけでなく、煙までも無駄なく活用していたとは驚きですね。
4. 照明
- 夜になると貴重な灯りである囲炉裏のそばで、女性が針仕事などをしていたようです。
5. 家屋の腐食防止
- 火を焚くことにより熱せられた空気が天井裏に回り、家全体に行き渡ります。
- 木材中の含水率が下がり、家屋が腐食しづらいと言うメリットまであります。
6. 家族団欒の場
- 食事中はもちろん、暖房、照明機能も兼ねていた囲炉裏の周りには、自然と人が集まってくることになります。
- 人が集まれば会話が生まれますよね。
7. いつでも使える火種
- ガスコンロやライターがない時代に、囲炉裏の火は火種としても便利に使われていました。
8. テーブルとして(形による)
- 幅のある囲炉裏であればテーブルとしての役割を果たすことができました。
囲炉裏は、調理から暖房、照明、乾燥、家族のコミュニケーションの場まで、多彩な使い方ができる素晴らしい存在です🔥🏡
「港屋旅館」1階の部屋です。写真の左の隅には、さきほどの囲炉裏のある部屋があります。写真中央には木製の切り株型の火鉢が置いてあります。右隅には机があります。
上の写真の右に広がる「港屋旅館」1階の部屋です。ここにもマネキンの女性の人形が置いてあり、女性が何か書き物をしています。この部屋のには風情のある火鉢?囲炉裏?が置いてありました。
火鉢は、古くから日本で使われてきた暖房器具で、炭を燃やして暖房や湯沸かし、簡単な調理を行うための道具です。ここでは、火鉢の使い方や魅力について詳しく解説します。
①昔ながらの暖房器具・火鉢の使い道や魅力
- 火鉢は、五徳を使ってちょっとした料理もできる便利な暖房器具です。
- 奈良時代から登場し、昔は薪を燃やして暖房として使われていましたが、煙が出る問題がありました。
- そこで、炭を起こして暖房するために火鉢が作られました。
- 武家や公家などの大きな家で使われ、大名火鉢という大型のものも存在しました。
- 現代では、おしゃれなデザインの火鉢も販売されています。
②火鉢を使う際に必要な物
1. 炭と火起こし鍋: 火鉢には炭に火をつける必要があります。手あぶり火鉢なら1~2かけら、長火鉢なら3~4個の炭が必要です。
2. 灰: 灰が入っていない炭を使うと暖房効果が弱くなりますので、灰も一緒に購入しましょう。
3. 火箸や灰ならし: 火鉢の手入れには火箸が必要です。灰ならしは火鉢の中の灰を平らにするのに使います。
4. 火消し壺: 火がついた炭の処理に注意が必要です。火消し壺を使って密閉すれば、完全消火できます。
③室内で使う時の注意点
- マンションなどの室内で火鉢を使う場合、こまめな換気が必要です。
- 火鉢は部屋全体を温めるのは難しいため、手足を温めるための道具として使いましょう。
- 火鉢はエアコンやヒーターとは異なり、身体を芯から温める遠赤外線効果があります。
火鉢は、古きよき暖房アイテムであり、おしゃれなデザインのものも楽しめます。火鉢を使って、温かな時間を過ごしてみてくださいね。
火鉢の歴史と使い方について詳しく説明します。
①火鉢の起源と歴史
- 火鉢は奈良時代に登場しました。当初は薪を燃やす暖房器具でしたが、煙が出る問題がありました。
- そこで、煙の少ない炭を燃やすために火鉢が作られました。
- 火鉢は、上流の武家や公家によって使用され、江戸時代から明治時代にかけて庶民にも普及しました。
- この時期には、彫金を施された金属製の火鉢や、鮮やかな彩色を施された陶器製の火鉢も作られました。
- 昭和初期までは、暖房用とともに半炊事用としても利用されていました。
② 火鉢の使い方と注意点
1. 炭と火起こし鍋: 火鉢には炭を燃やす必要があります。手あぶり火鉢なら1~2かけら、長火鉢なら3~4個の炭が必要です。
2. 灰: 灰が入っていない炭を使うと暖房効果が弱くなりますので、灰も一緒に購入しましょう。
3. 火箸や灰ならし: 火鉢の手入れには火箸が必要です。灰ならしは火鉢の中の灰を平らにするのに使います。
4. 火消し壺: 火がついた炭の処理に注意が必要です。火消し壺を使って密閉すれば、完全消火できます。
③室内で使う際の注意点
- マンションなどの室内で火鉢を使う場合、こまめな換気が必要です。
- 火鉢は部屋全体を温めるのは難しいため、手足を温めるための道具として使いましょう。
- 火鉢はエアコンやヒーターとは異なり、身体を芯から温める遠赤外線効果があります。
火鉢は、古きよき暖房アイテムであり、おしゃれなデザインのものも楽しめます。火鉢を使って、温かな時間を過ごしてみてくださいね。🔥
灰ならしは、火鉢の中の灰を平らに整える作業です。以下に、灰ならしの手順をご紹介します。
1. 火鉢の灰を取り出す
- 火鉢の中にたまった灰を取り出します。火箸や灰取り用の道具を使って、灰を丁寧に取り除きましょう。
2. 灰を平らに整える
- 灰ならし用の道具(灰ならし棒や灰ならし板)を使って、灰を平らに整えます。
- 灰を均等に広げて、炭が安定して置けるようにします。
3. 炭を再配置する
- 灰を整えたら、炭を再配置します。炭は灰の上に置くことで、燃焼効率が良くなります。
- 炭の位置を調整して、均等に熱が伝わるようにします。
4. 火鉢の蓋を閉める
- 灰ならし作業が終わったら、火鉢の蓋を閉めます。これにより、炭の燃焼を調整できます。
5. 火鉢を再点火する
- 灰ならし作業後、火鉢を再点火して暖房や調理に使います。
注意点について
- 灰ならしは、火鉢の性能を最大限に引き出すために重要です。
- 灰ならしの際には火傷に注意し、火鉢の周りに熱くないスペースを確保して作業しましょう。
火鉢を楽しむ際には、灰ならしを定期的に行って、効率的に使いましょう。🔥
木製の火鉢は、伝統的な暖房器具であり、美しいデザインや実用性を兼ね備えています。以下に、木製火鉢について詳しく説明します。
1. 木製火鉢の特徴
- 指物師による手作り: 木製火鉢は、熟練した指物師によって作られます。そのため、職人の技術と美意識が反映されていま
す。
- 美しいデザイン: 木製火鉢は、木材の質感や色合いを活かした美しいデザインが特徴です。部屋のアクセントとしても素敵で
す。
- 歴史的な価値: 明治時代から大正時代にかけて作られた木製火鉢は、アンティークとしても価値があります。
2. 木製火鉢の種類
- 欅玉杢六角火鉢: 美しい欅材を使用した六角形の火鉢です。
- 桑材の角火鉢: 桑材を使った角型の火鉢で、和風や和モダンな空間にマッチします。
3. 注意点
- 木製火鉢は、手入れが必要です。灰ならしや木部の保護などを定期的に行いましょう。
- 火鉢を使用する際には、火の取り扱いに十分注意してください。
「手あぶり」と「長火鉢」は、それぞれ異なる特性を持っています。どちらが良いかは、使用目的や好みによります。
1. 手あぶり
- 小型でコンパクト: 「手あぶり」は、狭いスペースでも使いやすいです。部屋の隅に置いても邪魔になりません。
- 炭の量が少ない: 手あぶりは、1~2かけらの炭で済むことが多いです。短時間の暖房や湯沸かしに適しています。
- 手軽に使える: 火をつけるのが簡単で、手軽に暖を取ることができます。
2. 長火鉢
- 大型で迫力がある: 「長火鉢」は、大きな炭を使うことができ、部屋全体を温めることができます。特に広い部屋で効果的で
す。
- 長時間の使用に適している: 炭の量が多いため、長時間の暖房や調理に向いています。
- デザイン性が高い: 陶器製や金属製の美しいデザインの長火鉢もあります。
どちらを選ぶかは、個人の好みや使用目的によります。手あぶりは手軽でコンパクト、長火鉢は迫力があるので、お好みに合わせてお選びください。🔥
1回電話ボックス横の通路を奥に進むとクランク状に通路が曲がっていて、先には宴会の間がありました。
玄関そばの電話ボックス横の通路を奥に進むと宴会の間がありました。その宴会の間には宴会の様子をマネキンの人形で表現していました。
伊豆の踊子の紹介です。「伊豆の踊子」は、川端康成の短編小説で、彼の初期の代表作です。この物語は、19歳の青年が孤独や憂鬱から逃れるために伊豆を旅し、修善寺、湯ヶ島、天城峠を越えて湯ヶ野から下田に向かう旅芸人一座と道連れになり、踊子の少女に淡い恋心を抱く過程を描いています。
物語の舞台は美しい伊豆大島の波浮港で、踊子の少女との出会いが青年の心に深い感銘を与えます。踊子は初々しく、無垢で純情な心を持ち、青年の悩みや感傷を癒していきます。彼らの別れは哀しみと喜びが交錯する瞬間で、この物語は日本人に親しまれている名作となっています。
この物語は、映画化もされており、ヒロインである踊子は田中絹代から吉永小百合、山口百恵まで当時のアイドル的な女優によって演じられています。また、新潮文庫版だけでも約338万部を売り上げているほど、多くの人々に愛されています。
「伊豆の踊子」は、青年と踊子の出会い、交流、そして別れを通じて、人の温かさと心の成長を描いた美しい物語です。
川端康成(かわばた やすなり)は、日本の小説家であり文芸評論家です。彼は日本芸術院の会員であり、文化功労者でもあり、文化勲章を受章しています。1968年に日本人として初めて**ノーベル文学賞を受賞しました。
川端康成は、大正から昭和の戦前・戦後にかけて活躍した近現代日本文学を代表する作家の一人です。彼の作品は、日本の風情や美意識を表現し、世界中の人々に深い感銘を与えました。彼の代表作には、以下のような作品があります。
1. 『伊豆の踊子』(1926年)
2. 『浅草紅団』(1929年 - 1930年)
3. 『抒情歌』(1932年)
4. 『禽獣』(1933年)
5. 『雪国』(1935年 - 1948年)
6. 『千羽鶴』(1949年 - 1952年)
7. 『山の音』(1949年 - 1954年)
8. 『眠れる美女』(1960年 - 1961年)
9. 『古都』(1961年 - 1962年)
彼の作品は、無垢な生命への讃仰、抒情、魔界、自他一如、万物一如、アニミズム、生と死の流転、幽玄、心霊、日本の美の伝統、もののあはれなど、さまざまなテーマを探求しています。
川端康成は、日本人の心の精髄を、すぐれた感受性をもって表現し、世界の人々に深い感銘を与えた作家として、文学史に名を刻んでいます。
「港屋旅館」の玄関そばの階段で2階に上がりました。
「港屋旅館」の玄関そばの階段を2階に上がったところです。
「港屋旅館」の3階の部屋です。部屋の左には昔ながらの1面鏡の鏡台が2台並んでいます。その隣になぜかめしびつ、と木製の火鉢が並んでいます。右奥には木のタンスがあります。すべて歴史を感じる年代物です。
鏡台は、化粧用具の一つで、鏡を懸架するための台です。現代の鏡台は、板ガラスに水銀膜を施した鏡体を持ち、その縁枠には化粧用具を収納するための引き出しが設けられています。鏡と台が一体化した形式のものを文字どおり「鏡台」と呼びます。
鏡台は、メイクスペースとしてだけでなく、化粧品や香水、アクセサリーなどを収納するのにも便利です。さまざまなデザインやサイズの鏡台があり、お部屋のインテリアに合わせて選ぶことができます。
鏡台の歴史は古く、平安時代頃から貴族たちの間で化粧や髪型・服装などを整えることが習慣化し、鏡を竹の短い柱に掛けて使うようになったことが鏡台の始まりといわれています。当時の鏡は銅と錫の合金製で、使ううちに曇ってきました。そのため、鏡磨き職人が存在していました。江戸時代になると鏡の大量生産が可能になり、庶民の生活にまで普及しました。この頃までの鏡は、銅と錫の合金製でしたが、明治時代にはガラス鏡製の鏡台が急速に普及しました。工業デザイナーの豊口克平らによって、鏡をつけた新しい形の鏡台が登場し、昭和34年に「ドレッサー」と名づけられました。その後、ドレッサーには椅子がつけられ、住居が洋風化するとともに、こちらの方が主流になりました。現在は鏡台というと、このドレッサーのほうを思い浮かべる人も多いようです。
鏡台は、一面鏡、三面鏡、半三面鏡の3つに分類されます。また、伝統工芸としても製作されており、欅などの材料を使って丁寧に作られています。このように作られた鏡台は、大切に扱えば壊れることは滅多になく、子から孫へと引き継いで使うことも可能です。
飯櫃(めしびつ)は、炊き上がった飯を釜から移し入れて置くための櫃(ひつ)です。別名として、おひつやお鉢とも呼ばれます。主に木製で作られ、白木(サワラ材)や漆器のものが一般的です。
飯櫃は蓋の形状によっていくつかの種類があります。
1. つめびつ(詰め櫃): 蓋の外径が櫃の外径より大きく、蓋が櫃にかぶさるタイプです。
2. のせびつ(関西櫃、地櫃): 蓋と櫃の外径がほぼ同じで、蓋が櫃の上に乗るタイプです。
3. かぶせびつ(江戸櫃): 蓋の外径と櫃の内径が同じで、蓋が櫃の中に入るタイプです。
現代では、飯櫃は白木が適度に炊けたご飯の余分な水分を吸収し、蓋から水滴が落ちて食味を損ねることを防ぐ利点があります。そのため、料亭や寿司屋などで重宝されています。ただし、家庭用から業務用に至るまで、電熱線で保温する機能を付けた金属製の保温ジャー(または単に「ジャー」)や保温機能付き炊飯器に取って代わられ、手入れの面倒な飯櫃は敬遠されることもあります。
また、藁でできた「おひつ入れ」や「つぐら」(またはイズミ)という物もあります。これらは保温性と通気性に優れています。
飯櫃(めしびつ)を長持ちさせるために、以下の手入れ方法があります。
1. アク抜き
- 初めて使用する前に、アク抜きを行います。
- 桶に水を張り、おちょこ2~3杯程の酢を入れてかき混ぜます。米の磨ぎ汁でも効果があります。
- 2~3時間後、軽く水洗いをしてからご使用ください。アク抜きをしなくても使えますが、初めは木の渋みがご飯に移る場合
があります。
2. 日常の手入れ
- 普段の使用前に、軽く濡れたフキンで拭いてからご使用ください。これにより、食品の臭いや色がしみ込みにくくなり、黒
ずみも防げます。
- ご使用後は、水またはお湯で洗い、水気を拭き取り、伏せた状態で表面を乾かしてください。台所用中性洗剤を使用しても
構いません。
- 乾燥は直射日光に当てず、日陰で干してください。過度の乾燥を防ぐため、表面が乾いたらビニール袋や段ボール箱に入れ
て保管してください。
3. その他の注意点
- 長期間水を入れっぱなしにしないでください。カビや腐食の原因になります。
- 乾燥が進んでいる状態では、わずかに水漏れが生じる場合がありますが、水を張って10分くらい経つと木が膨張して漏れは
なくなります。
- 直射日光や冷暖房の効いた室内での保管は、桶を急激に乾燥させ、ヒビ割れや変形の原因になるので注意してください。
4. ヤニの除去
- ヤニが出てしまった場合は、お湯に漬けて柔らかくしてからアルコールで拭いてください。ウイスキーなどの酒類でも代用
できます。
- シミは残りますが、ベタベタはきれいに除去できます。
5. 黒ずみの対処
- 黒っぽくくすんだ木製品を漂白する場合は、水で濡らし、レモンの汁を使ってタワシで磨き洗いしてください。レモンには
漂白効果があります。
タンスは、衣類や道具を収納するための家具で、通常は木製で作られています。引き出しや扉を備えており、衣類や小物を整理整頓するのに便利です。タンスはさまざまなスタイルやサイズで提供されており、狭い廊下や小型の部屋にも適したものがあります。
箪笥(たんす)とも呼ばれるタンスは、日本の古典的な家具の一つで、江戸時代に登場しました。それ以前は、竹製の行李や木製の長持、櫃(ひつ)などの箱状の物に衣服を収納していました。しかし、箪笥は引き出しを備えたことで、大量の衣類や持ち物を効率的に収納できるようになりました。この特徴的な引き出し式の収納家具は、人々の生活に欠かせない存在となりました。
現代では、和箪笥と呼ばれる伝統的な日本のタンスの他に、洋箪笥や洋服箪笥といった西洋風の収納家具も一般的です。洋箪笥は英語で「Wardrobe」(ワードローブ)や「Closet」(クローゼット)と呼ばれます。
また、箪笥は収納するものによってさまざまに分かれています。整理箪笥、衣装箪笥、茶箪笥、用箪笥、帳箪笥、百味箪笥、刀箪笥など、用途に合わせて様々な大きさや形の箪笥が作られてきました。
箪笥の歴史は、江戸時代の寛文年間(1661年 - 1673年)に大坂で最初に造られたことから始まり、正徳年間(1711年 - 1716年)頃から普及しました。当時の人々は、箪笥を使わなければいけないほど、衣服や持ち物が増えていたことが特徴です。
箪笥(たんす)とタンスは、どちらも衣類や道具を収納するための家具ですが、一部の違いがあります。
1. 箪笥(たんす)
- 日本の伝統的な家具で、江戸時代に登場しました。
- 引き出し式の収納家具で、木製が一般的です。
- 和風のデザインで、日本の文化や歴史に根ざした存在です。
- 茶箪笥や用箪笥など、用途に合わせてさまざまな種類があります。
2. タンス
- 洋風の収納家具で、西洋から伝わったものです。
- Closet(クローゼット)やWardrobe(ワードローブ)とも呼ばれます。
- 引き戸や扉を備え、洋服や小物を整理するのに適しています。
- 洋箪笥とも呼ばれ、多くの引き出しを持つことが一般的です。
簡潔に言えば、箪笥(たんす)は日本の伝統的な和風の収納家具であり、タンスは洋風の収納家具であると言えます。どちらも使い勝手が良く、お好みやインテリアに合わせて選ぶことができますね!🌟
2階には、先ほどの和室の先に長い廊下が続いています。廊下には様々なものが上にかけられています。和室の隣室には、マネキン人形による自動演奏と自動演技(日本舞踊)が行われていました。写真の右に見える腰ほどの高さの柱には、ボタンがありそのボタンを押すとマネキン人形が自動演奏と自動演技(日本舞踊)をします。
【もっとTokyo対象商品】いくぞ大島!往路大型客船+復路高速ジェット船 大島温泉ホテル2泊(夕朝食付き)4日間の旅の映像です。波浮港旅の散策♪での伊豆の踊子資料館(港旅館)の人形の芝居映像です。
港屋旅館2階廊下には波浮港の写真が掛けられています。
港屋旅館2階の奥にも階段があります。3階へ上がることはできないようです。ここから1階に降りて出口に向かいました。